遊星の「ルナ・クラ」で遊ぶゲーム

どうも、遊星です。テーマにある「ルナ・クラ」とはファイアーエムブレムシリーズの難易度のことを示していまして、要するに絶望的にゲームが下手だが、どうにかしてゲームが上手くなりたい、そしてゲームを楽しみたい、そんな思いをこのブログで吐き出したいと思います。

灰と幻想のグリムガル〜異世界での現実を描ききる〜

みなさんこんにちは、遊星です。

 

僕は、今年になってからアニメというものを見始めたのですが、幾つかのアニメにどハマりしました。その中で最も好きになった作品が1〜3月期に放映された「灰と幻想のグリムガル」です。この作品は、十文字青先生がオーバーラップ文庫において連載しているライトノベルが原作になります。

 

この作品に触れたきっかけは、Amazonが展開しているサービスであるAmazon videoで、視聴したことでした。暇だったので、目に付いたものから適当に見ていくか、といった軽いノリで見てみたら、どハマりしてしまったのです。

 

魅力について

 

ジャンルとしては異世界召喚もののファンタジーライトノベルになるかと思います。しかし、一般的な異世界召喚ものでは、主人公がチート的な強さを誇っていますが、本作品の主人公、というより主人公のパーティーは全員が一般人です。むしろ、「欠点の方が多く目につく」ような人間ばかりで、また登場するスキルやバトルシーンも地味なものばかりとなっています。したがって、普通の異世界もののような面白さを期待してしまうと肩透かしをくらってしまいます。

ではどういった点が魅力なのかというと、徹底的に「異世界での現実」を描ききっているところです。一般人ならではの人間関係での葛藤や、生きていくための過酷な現実、身近な人間の死、などそういった部分に共感を覚え、どんどん感情移入していく、これがこの作品の魅力です。なので、

 

せめて異世界では非現実を味わいたい!!

派手なバトルでスカッとしたい!!

萌えて萌えて萌えまくりたい!!

 

といった欲求を持たれている方には合わない作品であると断言できます。そういう意味で、好き嫌いが分かれる先品であると感じています。

 

あらすじ

現代日本と思しき世界から、突然「月が赤い世界」グリムガルへと記憶も何もない状態、正確には「思い出そうとすると消えてしまう」状態で召喚され、そこで生きていくことを余儀なくされてしまいます。主人公たちに選択する余地はほぼ無く、まるで「ゲームのように」義勇兵として生きていくことになります。義勇兵として生きるには、モンスターを「殺し」、身ぐるみを剥いでそれらを売ってお金を稼いで生きていくことになります。しかし、主人公たちは我々と同じ一般人なので、「ゲームのように」サクサクと強くなれるわけではありません。初めは、パーティー6人全員でかかっても、ゴブリンと呼ばれるグリムガルで一番弱いモンスター1匹を倒すのにも四苦八苦します。しかし、本当に少しずつ、階段を一つ一つ登っていくような感じで、成長していく、というのが簡単なあらすじになっています。

 

この「灰と幻想のグリムガル」という作品、アニメは放映終了してしまいましたが、原作の方は未だ絶賛連載中です。非常に面白い作品ですので、気になった方はぜひチェックしてみてください!!